『おおさかチルドレンズクワイアカラフル』は、こどもたちが自ら主体的に企画・運営に関わる、こどもによるこどものための合唱団です。
こどもたちが自信を持ち、自身が社会に必要な一員であることを実感しながら、地域や社会で役立ちたい、というマインドをこどもたちが自ら見つけられるように活動しています。
ボランティア・市民活動の本質でもある、誰もが役割を持ちながら、自分のチカラで考え行動し、共に心豊かな社会を生きていくために。さまざまな個人や団体等を巻き込みながら取り組んでいます。
2018年から『チャイルド・ケモ・ハウス チャリティーコンサート』を開催しています。
チャイルド・ケモ・ハウス(チャイケモ)とは、神戸ポートアイランドにある小児がんや難病のこどもとその家族が滞在できる施設です。すべて寄付で運営されています。
子どもたちが病気と闘う中で、安心して過ごせる場所を提供するチャイケモは彼らとご家族にとって大きな希望の光です。
歌は言葉を超えて心を繋げる力を持っています。頑張って病気と闘っている同世代の子どもたちがいることについて知り、学び、私たちの歌声が子どもたちやそのご家族の力となると願っています。
多くのお客様にご来場いただき、支援の輪を広げる一助となることを願っています。
チャリティーコンサートでは、カラフルだけでなく、私たちの思いに賛同していただいた団体にもご出演いただいております。
チャリティーコンサートへの出演をご希望の方は、以下問い合わせフォームからご連絡ください。
カラフルメンバーは近隣の高齢者施設を訪問し、おじいちゃん・おばあちゃんに歌を届け、一緒に合掌し、ふれあいをする機会を設けています。
おじいちゃん・おばあちゃんが大好きな曲を一緒に合唱し、手を触れあいながらコミュニケーションをとることで、目に涙を浮かべて喜んでいただけることもあります。
高齢の方とコミュニケーションを取る機会がとても少なくなっている今。幼い頃からおじいちゃん・おばあちゃんに関わり、自分たちの才能を活かして、喜んでもらえる場があることで、こどもたちは“自分が誰かの役に立ってる”ことを心から実感でき、また、誰しもがさまざまな背景を抱えている事を理解できる心を育みます。
傾聴ボランティアや、植物の葉や花などから抽出した、天然香料のエッセンシャルオイルを使ったハンドタッチケアなども行いながら、異世代交流を図っています。
カラフルでは、小さな子供から大人まで様々なメンバーが自立や社会貢献のため共に活動しています。
なぜカラフルへの参加を決めたのか、カラフルに参加することで自分自身がどう変わったのか、メンバーのストーリーをご紹介します。
まゆちゃん/きらちゃん
メンバーのストーリー
音楽はハードバップ、文学はビートニクが好きです。
熱と湿り気を帯びた音符が夜を裂き、言葉は風のように駆け抜ける。
高校生の頃、右手にはジャック・ケルアックの『路上』を、左手には琥珀色のジャックダニエルを携え旅に出る大人に憧れ、行き先を知らぬまま、心はつねに路上にありました。
若者は若いというだけで、まだ見ぬ世界を見るために、旅に出る権利があるのです。
旅とは、道の果てを目指すことではなく、歩むことそのもの。
私たちは、今も旅の途上、そう「路上」にいるのです。どこへたどり着くのかなんて誰にもわかりません。物語の続く方へただ歩き続けるだけ、いつまでも旅人でありたいと思い生きてきました。
宮崎 "On The Road" さやか
■団体名:Osaka Children's Choir Colorful
■住所:大阪市鶴見区
■E-mail:colorfulchoir@gmail.com
■代表者:宮崎佐弥香
■活動内容:
子どもによる子供たちのための合唱団
歌を通じて人々に希望と癒しを届けること
■メンバー構成:
・クワイアメンバー:3歳~20歳まで
・サポートメンバー:20歳以上の子どもの心を忘れない大人
■練習日時:通常は月2回のペースで日曜日の練習が多めです。
■練習場所:大阪市立茨田西小学校多目的室